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【エムマス】アイドルマスターSideMのFRAME・握野英雄さんに情緒をかき乱されている話【THE IDOLM@STER SideM】

 

こんにちは。らべです。A3!に関する記事の投稿が続いていましたが、今回は今まであまりしてこなかったアイドルマスターSideMについての話をしてみようと思います。握野英雄さんが私の情緒をかき乱して今までに感じたことのない感情にさせてくるという完全な自分語りです。

(2022/04/29追記)

 

アイドルマスターSideMとの出会い

握野英雄さんとの出会いは正直あまり覚えていないのですが、アイドルマスターSideMは、MOON NIGHTのせいにしてという屈指のキラーチューンの存在と友人の担当アイドルの名前だけうっすら知っていました。その後MOON NIGHTのせいにしての歌唱メンバーの声優さんがKING OF PRISMと三分の二被っていることを知って聴き始め、曲調がド好みで見事にハマりました*1

強そうで誰とでも友好的に接することができて自分の優先順位が低い男を好きになりがちなので(例:伏見臣*2 )、アイドルたちについて調べているうちに握野英雄さんが気になり出すのにそう時間はかかりませんでした。

とはいえ私の好きな要素を持った人が多くて分散している*3ために一人この人が好きだ!というアイドルが決まり切っておらず、がっつり一人に好きな気持ちが固まったコンテンツにハマることが多い私にはこの時点で新体験でした。ただしゲームシステムなどの理由で一人を選ばざるを得ないときには握野英雄さんを選びがちなので、おそらく強いて言えば一番好きなのは…… という感じだと思っています。なお、ドルオタとしての自我が強すぎるあまり「担当」という呼称がしっくりきていないので、便宜的に「推し」に近い存在として認識しています。

 

オタク、情緒をかき乱される

単刀直入に申し上げますと、握野英雄さんを見ていると今まで感じたことのない感情に苦しめられがちです。

まず私は彼の顔が好きなのですが、これってモロ彼のコンプレックスなんですよね。「顔が好み~!」とクリックして「顔つきにコンプレックスを持っている」と知ったときはかなり衝撃でした。こんなに格好いいのに! と一瞬思いました。しかし私にとって彼の顔が好みだったところで、彼が今まで誤解を受けたり苦しんだりした事実は消えないんですよね。ここがまず苦しいポイントです。

とはいえ笑顔の練習やウインクを積極的にしていることなども併せて考えると、コンプレックスだから後ろを向くというのではなく、苦手なことやできそうにないことでも頑張って突っ走っていくタイプなのかなと推測します*4。まあそこがしんどいんですが(後述)。

FRAMEさんは総じて頼りになる大人の男というイメージなのですが、実は精神的に一番危ういのが握野英雄さんではないかと私は考えています。メンバーの信玄誠司さんも木村龍さんもわりとわかりやすくウィークポイント(親友を失った*5・不運体質でそれゆえ前職を続けられなかったなど)を持っているのですが、そのことに自覚的かつその上で前を向こうという気持ちが見られるがゆえにあまり心配にならないというのが個人的な本音です。対して握野英雄さんは、自分に降りかかった災厄をなんでもないこととしすぎなのではないか、自己犠牲的が過ぎるのではないかと思っています。さらにそれを自覚せずにまっとうな大人をやっているのがけっこうしんどいなと思いつつも、好きにならずにはいられないというのが苦しさの正体かと思います。

先ほど挙げた容姿へのコンプレックス関連で言うと、MISSION is ピースフル!の「誰だって誤解されることあるけど/今じゃいい思い出…なあそうだろう?」という歌詞は、オイオイそんなポジティブに片付けていいのか?! と思わなくもないです。「世界はひとつじゃないから争いもするけど」などに象徴されるように全体的にとても地に足のついた歌詞で好きなのですが、ここだけ少し毛色の違う危うさを感じてしまうのが事実です。パンケーキタベヨウ……

また、詳しくは記述しませんが、握野英雄さんのSide Memoriesを進めて愕然としました。そのような経験があった上で警察官を志そうと思うか普通?! とちょっとビビりました。なんなら今でも咀嚼しきれていません。永遠なる四銃士では「傷は癒えるものさ」と歌っていますが、ちょっと向こう見ずすぎないか、もっと自分の傷も気にしていいのではないかと悶々としてしまいます。

先ほど述べたように自分の優先順位が低い男が好きで、だいたいこういう推しには「自分を大事にして~!(><;)」と思いながらニコニコ成長を見守るような対応をしているのですが、彼にはあまりこういうスタンスが通用しないのがしんどいです。というのも、元警察官という経歴も相まって彼は私などより数百倍ちゃんとした大人だというのが前提にあるので、「自分を大事にしてよ…… いや私はこの人にこんなこと言える立場か……?」と自問自答せざるを得ないんですよね。

この点はアイドルマスターSideMというコンテンツの性質も関係すると考えています。だいたいのソシャゲは作り込まれ構成されたストーリーを読ませることでキャラクターの魅力を伝えるという構造を取っていると思うのですが、アイドルマスターSideMはどちらかというと人間の人生の中のストーリーになり得ない部分も拾い上げて全部均質に描き、「人生」そのものを体験させてくるというイメージがあります。物語を作るのではなく、読んで経験してきたことをあとから振り返って見るとたまたま物語にもなっていたという感じがするのです。これに関しては、ダ・ヴィンチ・恐山さんがこちらのポプマス案件動画で提唱した「生きていることは物語ではないから*6」や「顕」という概念が一番的確にこれを表していると思います*7

youtu.be

 

この構図を持つためにあまりわかりやすく「問題の解決」が描かれないので、余計ハラハラさせられるのだと思います。基本的には事実を並べられてプレイヤーの私たちはそれを見守っているというスタイルなので、彼自身がこのことを問題としていない以上介入のしようがなく、「好きだけど苦しい」という感情になりがちです。

余談ですが、勝手に私は「ストーリー」を組み上げるのが特に上手いソシャゲがA3!で「人生」を提供するのが特に上手いソシャゲがアイドルマスターSideMだと思っています。また、サイスタはもともとの良さも引き継ぎつつ意図的に「ストーリー」を作るという方法を取って新規ファンを取り込みやすくしているとも感じますね。握野英雄さんがA3!の世界の住人だったら第七回公演のイベントストーリーあたりで監督に「自分のことももっと守っていいんだよ」などとやんわり諭されそうな気もするのですが(ない世界線の話をしています)、SideMの世界線ではそんなに「脆い男」として描写しているわけでもなさそうなので、ドラマチックに意識改革をするのではなくリアルにこのままの彼を受け止めていくのかなと想像しています。

握野英雄さんに限った話ではないかもしれませんが、倫理的に安心できるアイドルマスターSideMの中でもトップクラスに信頼のおける立場の人というのも相まって、「幸せになって…… いや私に言われるまでもないでしょうけど…… ウッ…… ジブンヲモットタイセツニシテイインダヨ…… でもそのままのあなたも好き……」と情緒をぐちゃぐちゃにされながら応援しています。

 

追記

こういうことです。

 

まとめ

徹頭徹尾自分語りでしかないのですが、握野英雄さんの性質上わりと似た感情を抱えている人がいてもおかしくないなとも思っています。こういう複雑な心境や好きなアイドルが定まりきっていないなどの事情があるので今まであまりアイドルマスターSideMの話をしてこなかったのですが、今後は話題にしていけたらという供養の気持ちもあります。読んでいただきありがとうございました。

さらなるこじらせ感想文はこちらです(【SideM】声の出ない日、Swing Your LeavesのFRAME・握野英雄さんに助けられた話【エムマス】 - すこやか (hatenadiary.com))。

 

*1:たぶん伝わらない余談なのですが、関ジャニ∞のアカイシンキロウのオマージュ元が青いイナズマではなく仮面舞踏会だったらMOON NIGHTのせいにしてになっていたと思いませんか?

*2:どちらもCVが熊谷さんなのは偶然ですが、なぜか私が好きな男を演じている率が異様に高いです。ついでに言うと声質自体もドンピシャで好きです。いつもありがとうございます。

*3:FRAMEさん・神速一魂さん・THE 虎牙道さん・アスラン=ベルゼビュートⅡ世さん・兜大吾さんなど。なんでそのメンツの中にアスランがいるの? と思うかもしれませんが彼みたいな人も好きです。

*4:サイスタのピクチャースタジオ機能で最初に握野英雄さんを選んでウインクの表情差分もあるんだ! と思ったのですが、他のアイドルはそうでもなかったのでぶったまげました。というか最初に握野英雄さんを選ぶあたりやはり好きなんでしょうね。

*5:こんなところでこんなことを言うのもアレなんですが、伏見臣推しでお察しの通り無二の親友を失った男という概念は私に特効が入ります。

*6:こちらが作品内の台詞からの引用であることを教えていただきました。失礼しました。

*7:アイドルマスターシリーズはSideM以外ほぼわからないのですが、シリーズ全体を通して貫かれている性質だということをこれで理解しました。