すこやか

すこやかに推しを推します 攻略情報や初見感想置き場 A3!、刀剣乱舞、千銃士Rなど

文豪、そして殺人鬼 前日譚 ~事件記者 尺光輝~ 10月24日夜公演 初見感想

 

スピンオフ元の「文豪、そして殺人鬼」は音声のみ*1で履修したので、配信ですが初めてのリアルタイム視聴でした。

「文豪、そして殺人鬼 前日譚 ~事件記者 尺光輝~」10月24日夜公演(井上さん、益山さん、熊谷さん)の初見感想です。アフタートークにも触れています。聴いた後に思ったこともぐだぐだ書いています。もちろんガチガチにネタバレしていますのでお気を付けください。

文豪、そして殺人鬼 令和弐年葉月公演 30日 夜公演 初見感想 - すこやか

↑本編の初見感想はこちらです

 

 

本編

お前に救いはないわよ!!!
まーた読者を惹きつけようとしてる……(?)
お仕事お疲れ様です
警察……(何かを連想する顔)
この二人、良 こういう片方がダル絡みしてくる幼なじみオタク全員好き
綽々としてるな 尺だけに(……)
けっこうオタク気質なのかもしれないね
尺、こんなにcuteだったんか……???
図体が大きい←New‼︎
バチバチしてるわねえ
にゃーんにゃーん(低音)
何このかわいい生意気クソガキ……?
いやこのラブリークソガキマジ誰? 嫉妬しとんのか?????? めんどくさい彼女やん
スラム育ちの上流階級に中指立ててる系ニンゲン(概念)、好きなんだよな……
ヤバめの幸福論を説くな
まあこう思わざるをえなくなる環境も悪い
ほんとなんでああなってしまったん???
同情という感情、だいたいろくな結末にならん
キャー忠義〜! こっち向いて〜!(うちわ)
というかこんなにかわいいクソガキがあんな尺光輝になるん……???
なんかヤバい人来た
ああそういう つら〜……(語彙力)
でもこいつたぶんぶりっ子してるんだろうな
ほらほら幼なじみマウント取られてイラついてるのカワヨ〜
いや低レベルマウント合戦だと思ったら血で血を洗う戦いだったわ
依存←ほんとそう
よくねえフラグを建てすぎなんだよ〜
メッキ剥がれるの早
こいつ無自覚に人を狂わせるわね〜! 事件の火種になりますよ
お前にだけはたぶん曝け出してくれないんちゃうかと思ってたけど別人格だったんか
認知してないのか〜 つら
まあでも知識ある人でよかった とはいえ善人すぎて太刀打ちできないやつだよこれ
う、うわ〜〜…… "起きちゃった"よ
仕事場にさえ来なければ普通に仲良しやな
"開演"したな
これきゅうりの話でしたっけ?
ミステリでした
菅さん、朱知以外にはほんとツンケンしてる……
人殺しはしたことなくても…… ウッ
まだ朱知と再会してないのでただただ罪の意識だけがデカいんやろな
徹頭徹尾菅さんにとって殺人事件やらペルソナやら尺の持ってる要素は作り物でしかないんやな ほんっとにすれ違いだわ
「客観的に見れば俺が犯人に見えるだろう」←人狼でやられると白く見えるやつ
新妻か??
ここでラーメンとクリームソーダが出てくるのキツいな 思い出なんやね
ょゎょゎな頃もあったんだな……
他から奪って生き延びるのとそのまま終わるのとどっちがマシなんやろなほんともう
もしかしてお前、根、"善"なんか?
「同じ気持ち」を共有すんの、マズいんよ
幼少期が思いの外"善"だったことにビビったけど、ペルソナが出てきたことで"ほんとは人を傷つけたりしたいわけじゃない"も"本気でやってる"も両方本当なのかもしれないなと思……
いや完全に真相に気づいてしまってるじゃんねえ、正気を保って(うちわ)
資産家の虐待の話からしてきっと歪んだ救済をしたがるルートよな
いざというとき幼なじみの信頼のほうが勝ってるの、「決定打」って感じ〜〜!
生きてられない人を殺して救うタイプの殺人鬼、"いる"〜 そしてきっと本気で生きても死んでもいられない自分のミラーリングなんやろな
そういや尺、思ったより菅忠義好きよな(今?)
マジでいい人すぎて自分失ってしまってるのよ
朱知にあんだけ共感してたのもわりと納得の境遇みたいなとこある
つくづく大事なもののとっておき方がわからん人だよね そもそも帰ってくる場が常にガタガタなので帰属意識的なものも希薄なんやろな
ペルソナの扱いまだ飲み込めてないのであとで咀嚼したい
お前の味方…… ほんとに……???
二人がさっぱり信頼と正義で成り立ってる関係だからこそキツいものもある
腕っぷしじゃ負けたことがない←ニチャ……
俺の好きそうな男演じ率の高さ、何?
墓まで持ってくとか言うと墓場送りにされるわよ! 気をつけなさい!
「俺があいつを守る」連呼しすぎでしょ 守れなかったときにヤバくなるフラグ建てんじゃないわよ
理解者、求めちゃってんじゃん……
演技か〜〜〜ッ
なんていうか、一理あんだよな
「世界で一番大好きな人」←……
文殺の時点でわりと死生観独特なんか? と思ってたけどアンサーが出た感じする
最後の最後に庇うな〜〜〜〜〜〜ッ‼︎
なんつーかこんな過去あったらそらあの池には飛び込まんわなって感じよな
ほら守れなかったじゃん!!!!!
マウント合戦すんな!!!
水筒ぜって〜〜〜なんか仕込まれると思ってたけどほんとにおめ〜な……
もしかしたら蜂須賀が死んだのをわりと契機としていろんなとこ(ざっくり)が変化したのかなとかも思
お前よくそれでコウキ名乗れるな??? いや登場人物名出てきた時点で察してはいたけど……
お前の人生光輝いとらんやんけ!酷な名付けだなあ!(要約)とか前言ってたけどまさかあんなことあったあと自分でその名前付けられる魂胆の持ち主だとは思っとらんかったわ
一緒に生きたいと思える人とは出会えましたか……?(震え声)
絶対そんなこと言わんのよ蜂須賀は
ウッ………… 

 

アフタートーク

現実はほのぼのしててよかった〜(?)
憔悴してる???
その丸メガネ似合うの何?
矢印とかいうワード使うのはもうこちら側なのよ
あんな健全に仲良い二人だったのにな〜〜〜!
解釈が一致しすぎて嬉しい(?) いや解釈っつーか公式っつーかですけど……

 

聴き終えた感想

印象に残ったシーン:菅さんが「ペルソナなんて小説の中の作り物」と言ったの、まあ通して見ればある意味尺の演技であったということの伏線的な役割を果たすのかなとも思うんですけど、尺にとってペルソナは演技=嘘であるとはいえ、むしろ最後の希望というか「真実であってくれれば」(自分が本心でこんなことしてるわけじゃないと思いたい、自分の現状を認めたくないみたいな思いがあったがゆえの……)というものでもあるわけで、それをバッサリ否定しちゃう菅さんはそらあんだけ本編で尺とすれ違いますよねと思いました

最初は尺そのものの否定じゃんって思って辛くて、それで演技だって判明したからああじゃあまだ救いがある…… と思ってたんだけど演技した理由まで考えるとどのみち辛いんだよな

ペルソナ、まあ要はいわゆる二重人格的要素だと思いますけども、二重人格トリックもなかなかに禁忌というかノックスの十誡で言う「双子はダメ」の応用だと思うのでけっこう解釈ムズいだろうなと思っていましたけれども、まあ演技と判明したので現時点の解釈はこのあたりですかね クソどうでもいいけど私この間「なぜ二重人格トリックは双子トリック以上に敬遠されるか」を考えて結論出してたとこだったからタイムリーだった

文殺本編のことすれ違いを主軸に置いてると思ってる節があるから地味にめっちゃ好きなシーンなんだよなペルソナ否定する菅さん まだ会ってないのにすれ違っとるお前ら
殺人鬼にリアリティがあると褒められても作り話に過ぎませんって言えちゃう男だもん 本編リスペクトを感じました

 

あと菅さんほんと朱知に向けて喋ってるシーン多かったから優しいイメージだったけどマジ根は人と話すの疲れるんだろうな この時朱知への償いを始めてなかったというのもありそうですが

でもそんな菅さんが朱知と友達になってやってくれと思えるくらいには尺は朱知との接し方が近しくて(なんつーか尺と朱知が近いが故だと思うんだけども、菅→尺の感情って自分がそばにい続けられるほど信用してないけどめちゃくちゃ大事な朱知は預けられるというねじれを感じる)、その根源もわりと見えてきた感じですよね 尺が朱知に僕と一緒ですね♪とか言い出した時は言うてそんな似てねーだろお前らとか若干思ってたけどこれで理解してしまった つーか今さらだけど尺の一人称が「僕」なの気が狂うな……

まあ文殺本編であんだけ部外者で徹底的に外の人間だった尺にもあんだけ寄り添ってくれる人がいたんだなってのはしみじみした、まあ結局蜂須賀が死んだことで決定的にその後がヤバくなった感じはあるけども……

 

あと京都部→蜂須賀が存外に重くてもうちょっと掘り下げ欲しかった 絶対好きなので() まあとりあえず当分は与えられたものをちゃんと咀嚼します
絶対幼少期あたりにも一回「なんか」あんだよなこいつら

 

「救い」とかいう前日譚における超重要概念、最初ぶっちゃけちょっと本編から離れてないか? そんな兆候あった?とか思ってたけどそもそもこの男のポジション「釈迦」でしたね 完敗 こわ

 

あとは原作(?)メタ込みのネーミングとは言え盲目の青年に「朱を知る」って付けたり闇闇の闇みたいな男に「光輝く」って付けたりすんのマジひでーな! みたいな話したけど前日譚のキャラクター設定が発表されたときにザワ…… もしやこいつ、この人の名前から取って自分で……? と勝手に思ってたの、当たっててもうさあ でも漢字わざわざ「光輝」にするかね普通?? やっぱきっと半分素で共感性が欠如しててそこにもう半分境遇のキツさが乗っかった感じなんやろなと思いました

マジで関係ないけど今えすりで旬カードになってるバースデーSSR太一の主演スキル名が「光輝の青年」だから見るたび被弾してる(???)

 

あと序盤の尺、菅忠義オタクっぽくてcuteだった なんで駆け出し作家をそんな知っててすっと賞の名前まで出てくんだろと思ったけどまさかそこまで好きとはね まあそのあとコロコロしちゃうんですけども…… いやどんだけやべーのよこの男

 

京都部に詰められて「状況だけ見ればたしかに俺が怪しいと思います」って言えるの菅さん頭いいよね 人狼強そう 素が白めだし……(なんの話?)
菅さんは素が白いし推理もうまそうだけどまあ人外だと微妙かもしれん、朱知はなんだかんだでセンサー強力そうだし人外もそこそこやれそう、尺は上手いだろうけど何言っても怪しいのはめっちゃ短所でもある、蜂須賀は吊られにくいけど噛まれやすい、京都部は狩人でファインプレーしてほしい えっなんの話ですかこれ?


私絶対京都部のこと好きだと思うからもうちょっと特徴を教えてみて〜?(ミルクボーイ)になってしまった

 

尺が人をコロコロするの、救うという大義名分があるときやマジで切羽詰まって単に生きなきゃならないからというときなどさまざまな理由・事情があるとは思うんだけども、たぶん「シンプルに憎いから」も一つの理由たりえるなとは思うんですよ
ある程度豊かな人たちをコロコロするときは自分たちほっぽっていい気分してる上流階級どもが! みたいな成分も全然彼の気持ちの中に含まれてるんだろうなって思うし、菅さんのトリックを自分のアイデアだと主張してた大御所の人(名前忘れた)には大好きな菅さんの小説にそんなこと言いおって! 的な思いもありそうだし(だからわざわざ菅さんのトリック使ったんじゃないのかな)、朱知の家族に関しては自分と重ねてる朱知を現在進行形で傷つけてるからってのもきっとあるんだろうなと 

尺は菅さんを蜂須賀に重ねつつ違いを見つけて理想の保護者像みたいなのを押し付けてて、でも菅さんはただ純粋に愛を注ぐというよりは朱知に贖罪したいというエゴもあって、そういう愛の向け方が気に食わなかったのかな まあ菅さんと蜂須賀が重なるのは役者メタもあると思うけど、そういうキャスティングにしたってことはある程度そういう意図もあると思う(まあ菅さんは今まで違う方もたくさん演じてるけどな)
「自首してくれ」って同じ声(諸説アリ)で言わせるのやべ〜〜! ある種最後の最後には蜂須賀も尺とは意見が違ってて、同じことを考えてるとまでは行かなかったけども、まあなんとなく尺はそこを切り捨ててる(同じこと考えてるって思いこんでそう、蜂須賀の言い分理解してたら最後の幻聴聞こえんくない?)ような気がしてて、まあこれは要検討ですけど、ともかくそうするとやっぱ菅さんにはわりと憎しみを向けることになるかなって
自分と似てると思ってた朱知がその菅さんに想像以上の情を向けている気分、どうですか?()

菅さんの小説あんな嬉しそうに読んでた尺がどんどん菅さん憎しになっていったんやろなというのを踏まえて本編聞き返したらキツそう〜〜…… というか本とか読めたんですかね施設時代 施設では弁当すらとられるし食まかなうのですら精一杯なんだから自分の本なんかなさそうじゃん ワンチャン図書館行ければまあ読めるかなレベルって感じでさあ どこで文章で食ってけるだけの学を身につけたか気になるところだけども、そんな環境から一転してフィクションに触れられる喜びを得られたというのも菅さんの小説を楽しそうに読んでた理由なのかな

 

本編で一家心中に見せかけてコロコロしまくってたの、まあ一人だけやると家族に見つかりそうとか動機を捏造しやすいとかいろいろ理由はあるんでしょうけども(だから前日譚で資産家一家とかを一家心中に見せかけているんやろな)、蜂須賀が亡くなってから初めて大切な人を亡くす辛さを知ったからなのかなとかも思った それまでいろんな人をコロコロしてきて、当然その人たちにもその人を大事に思う家族とかいたわけじゃん、もちろん家族とかいなくたってコロコロしちゃいけないですけど でもそれは帰るところのない尺には全然想像できなくって、蜂須賀がいなくなってやっと喪失感とかを理解したのかなって だからみんなでいなくなれば苦しまなくて済むよね♪ というある意味での「救い」要素を本編も持っていたのかもって思った

 

以上です。

 

*1:令和弐年葉月公演 30日 夜公演(益山さん、千葉さん、濱野さん)