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【A3!】ブルライ記念・私の #えすり楽曲語り 後半/らべ【エースリー】

 

こんにちは。らべです。

#えすり楽曲語り
ライブも近く、楽曲が解放されたこのタイミングで、えすりの曲のお話しをしませんか?語るツールとして質問シートを作成しました!ツイートやスペースなど、話の種にご活用ください。(タグも使って貰えると嬉しいです)
みなさんのえすり楽曲にまつわるお話、ぜひ聴かせてください! pic.twitter.com/2NDEPCsGqd

— こま (@komachi_aaa) 2022年4月7日

前半(ブルライ記念・私の #えすり楽曲語り 前半/らべ - すこやか (hatenadiary.com))に引き続き、こちらのツイートの質問に答えてみようと思います。

 

16.聞くと気分が上がる曲

「 進め!パイレーツ」は勇ましさのあるイントロがとにかく好きで、さらに歌い方にも力がこもっているので戦闘力が上がる気がします*1。テンポ的にも闊歩したくなりますよね。「BUZAMA」と双璧を成す好きな曲調です。

 

17.感動した曲

少し質問の趣旨とは逸れるかもしれませんが、 「UNMASK」は最後の転調に感動しました。重厚なサウンドをバックに清涼感ある月岡紬の歌声と情念を孕んだガイの歌声が交差していてただでさえ良い曲なのですが、さらにそこから音も歌い方も開けていくようなイメージになることに驚きがあり、聴くたび感動します。

 

18.泣いた曲

「 思い出のねじ巻き」です。ぜんまい仕掛けのココロが物語としてかなり好きなのと、A3!にしては珍しく(?)ビターエンドなこともあって…… という感じです。異邦人も好きなストーリーなので、人間と人に作られた存在(人に生死?を握られている存在)という関係に弱いんだと思います。イベントストーリーや公演内容に触れる記事もどこかで書きたいです。

 

19.カッコいい曲

「Qと銃」は本当にお洒落で、カッコいいという言葉がぴったりだと思います。九門と十座の名前に含まれた「9」と「10」を「Qと銃」と表すところからして洒落ていますよね。「Just For Myself」でも触れましたが、公演曲にも劇団員本人を思わせるようなワーディングがあるとテンションが上がります。公演と同様に普段のイメージとは違う兵頭兄弟の一面を引き出していますし、何より歌が上手いですね。

 

20.可愛い曲

「Tailor Tailor!」は瑠璃川幸らしい可愛らしさに溢れたキャラクターソング性の高い曲調で、毒っ気も交えつつ装う楽しみを明るく歌っていて素敵です。そもそも服を纏う・装うということ自体が体を包み隠し飾る行為に他ならないわけですが、彼にとってそれは決して本心を隠す・表面だけを取り繕うことではなく、むしろ内面を表現するための最大の手段なのだという覚悟が感じられます。「Minority」は内面描写に軸を置いていたので、2曲目でキャラクターらしさ・キャッチーさを前面に押し出せているところに、彼の変化やA3!の多様さを感じます。

 

21.穏やかな気持ちになる曲

エーアニ関連でも触れましたが、チルくなりたいときによく「オレンジ・ハート」を聴いています。弦を優しく弾くような音に少し抑えた歌い方のメンバーの若さ・明るさが乗っかって、まさに穏やかになれる曲です。

秋組の楽曲は大好きなのですが、体調が悪いときなどに聴ける感じではないので(普段の夏組もあまりそういう感じではありませんが……)、どの曲もどこかのタイミングで聴きたくなるような大切な存在なんですよね。

 

22.つい口ずさんでしまう曲

曲を口ずさむことはないので、よく頭の中に流れる「The Prince in Full Bloom〜花の王子と従者様~」をチョイスします。「さぁ、ゆこう! プリンセスのもとに!」という部分の語りかけ感、ミュージカルっぽさが楽しいです。

 

23.推しキャラの歌う曲の中で一番好きな曲とおススメポイント

「Lone Wolves」か「Muddy Hero」なんですが…… 選びきれませんでした。どちらも、曲にも歌詞にもそれぞれで表現すべき人物・物語のすべてが詰まっていると思います。

 

24.春に聴きたくなる曲

「 Spring Has Come!」は、ブルライ1stでの手を左右に振る振り付けが印象的で、春らしいなと思います。まさに春が来た喜びを噛みしめながら聴きたい曲です。

 

25.夏に聴きたくなる曲

「夏のジレンマ」は、普段オレ様な皇天馬のアンニュイな一面が出つつも、あくまで芸能人としての外側の顔を見せているイメージというバランスが絶妙だと思います。楽しく賑やかな夏組も好きですが、泣きのある夏っぽさに弱いのかもしれません。

 

26.秋に聴きたくなる曲

「ファインダー越しの絆」は秋らしい重みのある質感と情景描写が印象的です。

しかも素晴らしいのが、あくまで冒頭の「季節が移ろい 空が流れてく」は、美しい言葉選びとは言え単に時間経過に伴った自然現象に過ぎず、このおかげでさらりと初期の伏見臣の主体性の低さが表現されているところなんですよね。まだ伏見臣自身は止まっていて、周りだけ勝手に動いているイメージです。心情が変化してからは「相棒を連れて 駆け出す街並み」や「ありふれた景色/風は気持ちよく」と、バイクを克服して積極的に動き出したからこそ周りの景色が流れていっているという対比が生まれています。

伏見臣推しとして、いつか彼の参加曲の歌詞について別記事にするなどして語りたいなと思っております。

 

27.冬に聴きたくなる曲

「to bloom…」の音作りに冬を感じます。歌唱力の高いメンバーの声の重なりが美しく、冬組だから歌える歌だと思っています。ガイ加入後の「Precious to us~僕らの季節~」に最後のメロディーが受け継がれているというところ含め、静かに歩み寄る冬組らしさ・冬らしさが詰まっていて好きです。

 

28.「この曲のこの歌い方が好き」という箇所があれば教えてください

「Lone Wolves」の「お前が居たその足跡も全部大切だから」に力が入っている感じが大好きです。異邦人の那智の「前だけ見て突っ走れ」という言葉、文字通り前向きで素晴らしいのですが、それだと那智が見えなくなってしまうところに寂しさもあったので、異世界歓迎!元ヤン食堂で「お前のいる後ろも大切」というアンサーが出たことがすごく嬉しかったんですよね。そこも汲んだ歌詞であることを踏まえ、感情が全面に出ていて、つくづく良い歌だと思わされます。生放送で「綺麗に歌おうとしなくていい、多少荒くなってもいいとディレクションされた」とのお話がありましたが、ナイス判断だと感じました。

あとは趣旨から逸れますが、「Ever☆Blooming !~ 秋組 ver~ 」は冒頭の「Blooming!君と」の「と」が強すぎて好きです。摂津万里の歌い方のクセが強いのはよく言われることですが、兵頭十座もけっこうクセのある方なので…… 組ごとの聞き分けが楽しい曲ですよね。

 

29.一番好きな歌詞を教えてください

「Muddy Hero」の「どうして/世間(おまえ)は 虚像を 崇め求めてく 英雄崇拝」です。リズムへのハマり方も内容も良いなと思います。ヒューイとブラッドは光のヒーローと影のヒーローとして対比され続けますが、あくまでその基準は世間にどう評価されるかでしかありません。テロリストとの勇気ある格闘も正当に評価されなかったブラッドはもちろんですが、安全上の観点から試合を止めようと提言しても無視されたヒューイもまた、人に求められる偶像を体現し続けること、つまり世間からの評価に苦しんでいる一人です。どこか諦めのついているブラッドに対してヒューイはまだ希望を捨て切れていない様子で、わかりづらくはありますがブラッドもまたそんなヒューイに影響を受けていると思われます。そもそもブラッドが影としてしか活躍できないのは、ヒューイのようなわかりやすいヒーロー像ばかりを勝手に作り上げようとする人々のせいでもありますよね。曲全体でブラッドにスポットを当てつつ、ヒューイの苦しみも世間の無情さも切り取ってくれているこの歌詞が大好きです。

 

30.ここまで振り返った上で、一番好きな曲への思いをどうぞ!

「Muddy Hero」は語り尽くしたので「Lone Wolves」について。

ANCHORさん、「Lone Wolves」を作ってくださってありがとうございます。実は公開前、伏見臣が好きであるがゆえに「好きになりきれない曲がオフィシャルなものとして提示されてしまったらどう向き合えばいいのだろう」などという厄介な不安を抱えていたのですが、まったくの杞憂でした。伏見臣の2ndキャラクターソングが「Lone Wolves」で本当に良かったです。

 

以上です。いくつか他に書いてみたい記事のアイデアも出たので、今後書いてみようと思います。改めてこま (@komachi_aaa)さん、素敵な質問シートをありがとうございました。

 

*1:秋組の女、すぐ闘おうとする